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テクニカル・サウンドは自社実験工場を持つ、防音室・音響工事専門の設計施工会社です。
当社の防音室は、すべて遮音性能で契約する技術力の高さを誇ります。 個人の防音室、音楽室から、プロユースのレコーディングスタジオ、また大手企業様の特殊実験室や公共機関の観察室にも携わっております。お気軽にお問合せください。
一般的には大工さんが作る「防音室」も専門業者が造る防音室も、大きな括りで言えば同じ「防音室」です。 では、その違いはいったい何なのでしょうか?
まず「遮音効果」「室内音響」この点が全く違ってくるでしょう。
大工さんの作る「防音室」は、石膏ボード1枚貼っただけでも「防音」と呼べるレベルの「防音室」です。 しかし専門業者の造る空間は、お客様の環境などを考慮した「必要遮音度」を持った防音室です。
大きな違いは、「音」には「空気伝播音」と「固体振動音」の2種類が有り、「空気伝播音」を止める事は大工さんの工事の方法でもいくらかは可能ですが、「固体振動音」を止める事は非常に難しいのです。 また「固体振動音」は何処まで止める必要があるのか?と言う問題が生じますので、専門的な知識の有る者の「設計」が必要不可欠となります。
専門業者は数々の測定機器やノウハウ・理論で、お客様に最適な音空間の提供に努めます。 しかし演奏される方の回答はもっとシンプルです。「その部屋で演奏すれば違いが分かる」と。
最も違いの分かる大切な場所
接点の大きい「床」に対しての「固体振動音」のカットは専用設計無しでは出来ません。
一般的に、「防振床」と言う言葉が使われますが、大工さんでは、遮音シートを挟んだり、市販品の 防振材を挟んで造る防振床が限界となってしまいます。専門業者は、建物の構造を検討し、構造に有った防振材の選定、必要と思われる遮音度に合わせた 防振材の選定、この2つの事を基準にお客様にあった防振材を検討します。一番肝心な「床の防振」は一般の大工さんにはほぼ無理と言った方が良いでしょう。専門業者での防振材の選定と設計が不可欠な一番大切な部分です。
壁の「遮音」と言っても多々有ります。先に述べた様に、石膏ボードを1枚貼っても「遮音」です。壁も「空気伝播音」や「固体振動音」のカットが何処まで必要かと言う事が不可欠となります。この事は、室内での音圧の大きさによって工事の方法が決まってしまいます。
「空気伝播音」と言っても壁に当たった音が壁を通過して「再放射」する音までをカットしなくてはいけない場合は、「固体振動音」のカットまで考慮しなければ音は止りません。一般的に、しっかりとした「遮音壁」を造れば音は止ると思われていますが、その壁が漏れてはいけない壁と繋がっていれば、壁に当たった音はその壁を通じて外に出て再放射してしまいます。よって、「思っていた以上、音が止っていない」と言う現象になってしまうのです。
専門業者は、この事まで踏まえた「防音設計」を施すのでしっかりとした「遮音」が得られるのです。
天井の遮音については、壁の遮音と同等です。ただ、天井の場合、吊防振と言う事が必要となります。 床でも書かせて頂きましたが「防振」はただ単に「防振」するだけではダメだと言う事です。天井の同じく天井の重量・必要と思われる振動を設計し、防振材の選別が出来なければ難しいのです。必要な防振材・必要個数・建物の構造・強度まで熟知した専門業者が設計しないと、意味の無い「吊防振」となってしまいます。
そのやっかいな場所
開口部と言っても、ドアも有れば窓も有ります。必要であるからこそついている物です。ドアは出入りする為には必要であり、窓も生活するには不可欠なのですが、防音する側にとっては非常にやっかいです。しかし防音室は生活空間の一部でもありますので、ある程度の工夫が必要になります。
例えば最小の開口部とする事で、防音効果を高める事が可能となり、2箇所有る窓を1箇所にするだけでも防音効果は高まります。木製の防音ドアに関して言えば、一般住宅品では「Dr-35」と言う値が遮音性能として最高の防音ドアです。ちなみに建具関係には、遮音を表す「T」又は、「Ts」と言った数値が有りますが、この基準は一般住宅用に考えられた遮音効果の値となりますので注意が必要です。なぜなら 大工さんや安易な専門知識を持っている業者さんは、数値のみで判断して「Dr値」も「Ts値」も同じ「遮音性能」と判断してしまう場合があるのです。 お客様も大工さんなどに「同じ数値なので、同じだけ音は止ります。」と言われればその通りと思ってしまうと思います。
防音は「Dr値」と言う言葉が基準となります。専門業者であれば、「Ts値」など考えず参考値と考え、「Dr値」で設計するので開口部からの音漏れも最小限に留める事が可能となります。
楽器を演奏するには、不可欠な物です。ホールなどで演奏する方にとってはなおさらです。
「音響」の無い防音室で演奏の練習をすれば、いざ、ホールで演奏となった場合に音に対する感覚・タッチが全く違い、演奏出来なくなってしまうという事になってしまいます。
楽器には、楽器に合った「推奨吸音率」があり、楽器に有った「音響空間」が必要です。良い音響空間で練習する事で上達も早くなりますし、レベルのアップも違ってくるでしょう。
海外に演奏留学された方がよく「帰って来て何かが違う・・・」と悩まれる事が多々有りますが、これは「音響」に起因することが多いものです。 なぜなら海外では、建物自体が良い「音響空間」となっていますが、日本ではほとんど無いに等しいからです。
音響を整える事が楽器本来の音を奏でると言う事につながりますが、日本の生活環境は「蜂の巣」状態と言う事から「遮音」の方ばかり意識してしまい、実際は「音響」の方が大切と言う事を忘れているのでは無いでしょうか。良い環境でなければ良い音は生まれてきません。良い楽器・良い防音室を持つ事がプロへの近道です。
専門業者であれば、「遮音」という「音を止める行為」の中で「必要遮音度」と言う言葉が多々出てきます。実際問題として「完全に音を止める」と言う事は一般住宅では難しいです。またコストも膨大になってしまいます。ここで必要遮音度という考え方が出てきます。
「必要遮音度」とは、お客様の環境・音圧などに合った必要とされる「遮音性能」となります。 判りやすく説明すれば、100有る音を50止めるとすれば、50は漏れると言う事です。
しかし50漏れてても、周辺の環境(生活騒音)が50有れば、差し引きすれば「0」となり問題の無い基準となります。「専門業者」であれば、お客様に必要と思われる「必要遮音度」を測定・推測などで検討する事が可能となります。
ヒトコトで「防音」と言っても、その言葉の中には色々な意味が含まれています。 高価な「防音室」を購入するに当たっては、この様な内容をしっかりと検討した上で業者を選別される事で、無駄の無いしっかりとした「防音室」を手にする事が出来ると思います。